蛇王の松(じゃおうのまつ)

 今日はにんにくの芽だし作業のお手伝いをしました。畑に行くとにんにくの芽がたくさん出ていました。芽だしはマルチシートに遮られて芽が地上へ伸びることができない状態のにんにくの芽をマルチの丸い囲みへ出してあげる作業です。通り雨が何度も邪魔する中、土が割れて盛り上がっている場所を見つけてはにんにくを導いていきます。人の手でひとつ、またひとつ。
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にんにくは雪の中で冬を越すので、マルチが飛んだりずれたりしないよう、丁寧に土をかぶせていきました。

 雨で作業ができない状況になったときに、大きな赤松のある場所へ連れて行ってもらいました。『蛇王の松』です。国内で3番目に大きい赤松とのこと。
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人が立っている側のほうが天へ腕を伸ばす拡がりがわかります。

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傍にはくねる大蛇のごとき藤の古木が

 周囲は静謐な沼が広がり、神秘的な雰囲気を感じる場所でした。寄り添うようにぴったりと杉の木が覆っているので大きすぎる『蛇王の松』の全景を撮ることはできませんでしたが、町の文化財となりましたのでその素晴らしい姿を多くの方に知ってもらえたらいいなと思いながらにんにく畑へ戻り本日の作業を終えました。
 案内してくださった田子町役場にんにく振興室の堀合さん、今日は本当にありがとうございます。古代の話、不思議な文様が刻まれた線刻石や様々な町の財産を知ることができ有意義な1日となりました。

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線刻石。シュメール神話の神が描かれているという話も!(タプコプ創遊村)


 この線刻石は田子町の『ドコノ森』という山で発見されたものです。文字なのか、絵なのか、太陽信仰の象徴なのか明確な結論は出ていません。多くは持ち去られたという話ですが、『ドコノ森』にはきっとこのような線刻石がまだ眠っていると思います。
 蛇王の松も、様々な伝説に彩られた場所。巨大な赤松なのに青春の盛りのごとき力強い姿が印象的です。
 みろくの滝もそうですが、田子町の自然の魅力は美しさと不思議さの融合。古く深遠な何かに語りかけられるような神秘さを是非味わいに来てください。
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