青森県田子町~山伏が伝えた田子神楽~①『権現舞(ごんげんまい)』

青森県田子町地域おこし協力隊のつっちーです。今日は先月2月15日に八坂神社で行われた『神楽大祭』の動画をアップしたいと思います。(権現舞をアップしました。桜子、翁舞は後日アップします)

◆田子神楽について
 青森県が誇る民俗芸能のひとつ、田子神楽。約400年前、南部家27代南部利直公が田子城で誕生したあたりから発祥したと伝えられている。利直公はその後三戸城主となり、盛岡城に移っても正月の16日には城に招き、春祈祷をさせた。つまり田子神楽は南部家の御用神楽の地位にあったわけです。
 羽黒山の山伏神楽の流れをくむ田子神楽は5拍子でテンポ速く、型が複雑で古い趣が保たれています。田子町では『田子神楽保存会』が主体となって継承に取組んでおり、八坂神社での奉納、田子町の各種イベントでお披露目されています。

田子神楽~青森県指定無形文化財~ 田子神楽保存会
1.所在地
 三戸郡田子町は三戸町から西へ約10キロ、むかし南部領だった秋田県鹿角郡(現在は鹿角市)と隣接しており、八戸と南部をつなぐ交通の要所でした。
2.由来と特色
 地元では、この神楽を“田子獅子舞”といっていますが、いずれにしても東北の太平洋側のみに分布している山伏神楽の一つです。
 伝えによれば、嘉永五年(西暦1851年)、大法院斉藤法印が田子に土着し、この神楽を安定させたと申しますが、勿論、その前から神楽はおこなわれていました。法印というのは山伏のことです。南部公が三戸在城中は、三戸梅内の大蔵院とともに、南部公の御用神楽となっていました。公は盛岡城へうつった後は、毎年、正月十六日、登城して奏するならいでした。ですから二組とも、獅子の幕には藩の定紋である向鶴をいれることを許されていました。
 それが明治維新後は八坂神社の神楽になり、やはり斉藤家が中心になってきました。
 田子神楽は葛巻や楢山とおなじく、五拍子のキビキビしたものですが、旧正月に町の家々を廻る。「門打ちの通り神楽」のときは、“七つもの”といって、剣、ナギナタ、弓張、権現獅子、太鼓、笛、テスリ鉦など、七種の持物をそろえて練ってゆく古式を残しています。
3.構成
 舞手とハヤシ方とからなり、ハヤシは笛(一人)・タイコ(一人)・テスリ鉦(二人)といったようなメンバーです。
 田子神楽は、本県の杉沢比山や平技番楽などとよく似ているというのも山伏神楽と番楽とは同系の芸能だからです。
4.曲目
 舞曲としては「権現舞」「番楽」「三番叟(さんばそう)」「年寿」「山之神舞」「薬師」「桜子」「八島」などが伝わっていますが、今回は「しとぎはたき」と「鶏舞」をご覧いただきます――

――出典:『じゅずかけ』田子町郷土研究会資料から(第六号・18ページ)


向鶴
南部家の紋『向鶴』

……田子高校郷土芸能部が主に舞う「鶏舞」「傘舞」「盆舞」は新しいスタイルとなるわけだ。たっこにんにくまつりで見た「翁舞」というものもある。また、文化遺産オンラインからの引用も記載します。

 この芸能は、青森県三戸郡田子【たつこ】町の八坂神社の祭のおり(旧七月十四、十五日)および、旧正月などに行なわれるもので、権現の獅子頭をまわして祈祷するのを本旨とする山伏神楽・番楽とかいわれる神楽の一種である。
 特に旧正月中は、「春祈祷」と称して各家々を回って祓いをする。これは「舞立ち」「門打ちの通り神楽」などともいい、その練りは古風を遺している。
 岩手・秋田・山形県の同類型の神楽にくらべて、概して囃子のテンポも早く、舞の型の複雑な一類を代表するものといえる。
 曲目は計十六番が伝承されており、「四方番楽」「念寿」「桜子」「機織」などは演技法としても特色が著しく、また五拍子といわれる囃子は、笛・太鼓・手摺鉦の三種で演奏される。
 また、能大成以前の舞曲の面影をもとどめているなど、芸能史的価値も高く評価されている。


 舞曲についてじゅずかけでは「年寿」であり、文化遺産オンラインでは「念寿」となっている。言葉としては「年寿」が正しいと思われる。もしかすればいずれもあるのだろうか。現在は十六番が継承されているとされるが、八坂神社にはそれをはるかに上回る種類の面が奉納されている。

田子神楽 八坂神社に奉納されている面
田子神楽で用いられた面(田子町・八坂神社)

権現舞


田子神楽 権現獅子
権現獅子。古いものから新しいものまで

田子神楽 権現舞01
田子神楽 権現舞02
田子神楽 権現舞03
田子神楽 権現舞04
田子神楽 権現舞05

田子神楽 権現舞06
10分以上ずっと舞い続ける。お疲れさまでした。

田子神楽 権現舞07
権現舞はまさに舞い立ちぬ!

田子神楽 太鼓・笛・テスリ鉦01
田子神楽 太鼓・笛・テスリ鉦02
太鼓・笛・テスリ鉦も素晴らしいですね^^

桜子(さくらこ)
田子神楽 桜子01
田子神楽 桜子02
田子神楽 桜子03
田子神楽 桜子05
舞手はお面で半分しか見えないそうです。保存会の皆様はあねっこ舞と呼んでいました。

田子神楽 桜子04
滅多に披露されることがないそう。幸運でした!

桜子の舞手は黒留袖を着用するのですね。なるほど。田子神楽はもっと知識を得たいと思います。

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